夏なのにどうしてカゼをひくのか?
こんにちは(*^_^*)
みやざき整骨院の稲富です。
今回は、夏カゼについてご紹介します。
夏なのにどうしてカゼをひくのか?
のどが痛くてちょっと熱が出て、ぐずぐず長引く夏のカゼ。
カゼといえば冬のはずなのに、夏にひくのは体が弱いの?なんて思っている方もいるのではないでしょうか。
でも夏には夏のカゼがあります。
「カゼというのはウイルスが原因で起こり、さまざまな症状が出現します。夏カゼの原因となるのはピコルナウイルス群のウイルス。
症状としては咽頭炎や胃腸炎が特徴的です。ただし良性なので症状は軽く、1週間くらいでほぼ治ると思います。」
ウイルスはふつう湿気に弱いので、乾燥した冬に暴れまわるもの。
ところがピコルナウイルス群のコクサッキーやエコーというウイルスは湿気に強いので、春から夏にカゼを起こすのです。
子どものプール熱や手足口病の原因も同じウイルス。
症状が軽いとはいっても、「カゼをひくのは体の免疫機能が低下しているから。また、細菌感染の合併症も起こしやすくなっていると言えます。」
夏バテの体にはキツイ状態になってしまいます。
予防と対策は?
「カゼの予防の基本は手洗いとうがい。またお子さんならプールの後には必ずシャワーを浴びることも大切です。」
とにかくウイルスが体の中に入ってこないようにすること。
うがいは水やうがい薬でもいいですが、お茶や紅茶も効果的。ウイルスの増殖を防ぐ働きがあるのです。
それでもひいてしまったら?
「細菌の感染だったら抗生物質が効きますが、ウイルスに感染してしまうと根本的に治す方法はないです。
だからこそ、カゼをひかないために、またひいてしまっても症状を軽くするためにふだんから体の免疫機能を高めておくことが大切です。
夏バテを解消して、睡眠と食事に気を配ることが予防につながるのです。