夏バテを予防する生活術
こんにちは 😛
副院長の内田です!
まだまだ雨が続いていますね 😐
梅雨が明けると急な暑さがきますので夏バテにもなりやすくなりますので
その予防として1つ書いておきます。
特にクーラーの使い過ぎが多くなる季節になってきます。
両手を氷水につけるだけで血圧は急上昇するという、有名な実験があります。
つまり、冷たい刺激が体の一部分にくわわるだけで、血圧は一気に上昇するのです。
ですから、暑い屋外から入ってきて、いきなりクーラーの冷たい風にあたるのはとても危険です。
湯上がりに冷たい水を浴びるとか、冷たい飲み物を一気に飲むなども同様です。
血圧が急上昇して、脳卒中や心臓発作を起こす例は少なくありません。
中高年の人、とくに高血圧や心臓病のある人は注意が必要です。
クーラーの冷やしすぎは冷房病の原因になります。
冷房病になると、次のような障害を起こします。
・末梢循環障害(手や足がしびれたり痛くなったりして、動きが不自由になる)、
・過敏性腸症候群(慢性的に下痢をしたり、下痢と便秘を繰り返し、ときどき腹痛を起こす)
・頸肩腕症候群(肩や首のこりがひどくなる、肩や腕がしびれたり痛くなる、手足の関節がこわばって動かしにくくなるなど)
・4自立神経失調症(めまい、立ちくらみ、ほてり、手足や腰の冷え、腰痛、疲れやすい、女性では生理痛や生理不順など)
これを予防するには、冷房の中では、一枚余分に羽織る、ひざかけをする、ソックスをはくなどの対策が必要です。
何よりも冷やしすぎないことがたいせつで、クーラーをつけたときの室温は、外気の温度の5度以内にとどめるのが原則です。
冷房もじょうずに使えば、夏バテ予防や健康増進に役立てることができます。
暑さは食欲を減退させることで体力を失わせ、熟睡できないことで疲労をためてしまいます。
室温を適度に下げ、食欲を増進し、睡眠を十分とるようにして、今年の夏を元気に過ごしてください。